モンゴル支援

1998年、一番ヶ瀬康子会長の呼びかけでモンゴル視察ツアーを開始。その後、WACポイント「モンゴルの医療と福祉を支える会」を作って、モンゴル支援活動を始めました。以後毎年ツアーを実施しています。
主たる活動は次の3つです。

(1) ウランバートル郊外のセルゲレン村タヒルトにリハビリセンターを開設するための資金援助

 草原の中の、かつての協同組合の倉庫を改装してリハビリセンターにしたいとの申し出を受け、ソニーの社会貢献室、新潟の斎藤商事、その他多くのWAC会員から寄付金が寄せられました。合計金額は450万円。その他に外務省の「草の根支援金」から350万円。当初の予定の800万円の寄付金を元に2000年6月、リハビリセンターがオープンしました。本来的には、広大な草原のあちこちにこのようなリハビリセンターがたくさんできていくことが望まれているのですが、実際にはまだここ1ヵ所しかないため、ウランバートル市からもリハビリ治療に訪れる人がいて、モンゴルのリハビリに大きな役割を果たしています。
 2001年、2002年の夏には、WACさかえのグループがPT(理学療法士)の飯田有輝先生(海南病院PT)を伴いリハビリセンターを訪問。ボランティアでリハビリ指導をしてきました。
 2003年3月、中部ネットワークセンターが、このリハビリセンターの事務局長・エンフトヤさんを招待して、日本の障害者施設の見学や交流会をもちました。
リハビリセンター全景 2002年夏WACさかえのメンバーによる
リハビリセンター訪問

(2) 伝統医療センターとの交流

 モンゴルの伝統医療は、人間を自然の一部とみなし、自然環境の中で個人の体質に合った治療や予防をしていくことを基本としています。脈診により、その人がどのような病気にかかりやすいかをチェックし、その後、医師の目で患者の5つの器官(目、鼻、耳、舌、顔色)を診て、それぞれにあった治療を施します。治療方法はマッサージ、鍼・灸、瀉血、薬草の内服、などです。
 WACモンゴルツアーの参加者は、ウランバートル市内の伝統医療センターと郊外に建設中の馬乳センターに体験入院して、それらの治療を受けることができます。

2002年のツアー参加者が体験入院 脈診

(3) 国際児童センターとの交流

 WACモンゴルツアーの際には、ナイランダイの国際児童センターを訪問し、モンゴルだけでなく世界の各地からこのセンターを訪問中の子どもたちとの交流も重ねてきました。そして2002年夏の訪問以来、この児童センターに日本館(さくらハウス)を寄贈する活動に取り組んでおり、今年の夏までにはセンター棟が完成する予定です。

モンゴル国際福祉文化セミナーの参加者一同 施設の1部です

(4) ゾリグ財団宛に中古の車いすや介護用ベッド、衣類やシーツ、タオルなどを贈りました。

 あて先を指定したものは指定先に、それ以外のものについてはゾリグ財団と同じ建物に事務所のある「ピースウィンズ ジャパン」がそれらの物資を一番必要としている地域の人々に配布してくれています。


モンゴル支援ポイント